04 私の播種と育成環境

7/10 2枚目の葉も順調に伸びて禾の様なものが出てきました。姿が少しずつはっきりしてきて、どの様に成長するか楽しみです。

播種方法と育成環境を詳しく書いておきます。所在地:東京都北区の高台です。
屋上で実生(メセン)を今年から思いつき始めましたが、見事に箱ごと風に飛ばされて全てダメになり、季節も6月になり気温も上がって、ヤフーでアガベの種子を購入し再度実生に挑戦しました。
先に述べました通りプリンのカップの廃材利用(リサイクラー)。蓋も目打ちで数か所穴をあけて使います。
用土は前述の通り、培養土(4~5cm)に根が腐らない様に根腐れ防剤等で処理した水をたっぷり入れて少し時間を置いてから傾けて水を切る。表土に無肥料の芝目土を1cm弱乗せて準備は完了です。
種子は湯冷ましの水で沈む迄浸水します(約1日)。沈まない種子は発芽が難しい。この水にもカビ防止のホーマイを少量入れると良いです。
霧吹きで芝目土の表面だけでなく多めに吹いて沈んだ種子を重ならないよう間を置いて蒔く。発芽する迄蓋をして15℃以上で発芽を待ちます。発芽までは外に出さず室内で陽を当てない方がいいと思います。紫外線を遮断し発根を守るため、カップの下部はアルミホイルで覆います。

表面が乾いたら霧吹きし、播種後2~3週間くらいでカップ全体の重みを確認して、最初の土が乾いた状態の重さに近くなったら「縁から丁寧に」追い水をします。これを8月の終わりまで続けます。

置き場所は本葉が出てからは、晴れた日は外の直射日光の少ない明るい棚で風の通る所に置き、強風や雨の日又、数日間家を空ける時などはLEDの昼白色光60W位の輝度で15~20cm上から照らします。
ずっとLED照射でも良いのではと思いますが、個体の丈夫さを考えると時々外の風を当てる方がよい苗になりそうな気がします。

この記事を書いた人

早川@JSS事務局
JSS事務局担当です。
東京都北区の屋上でいろいろつくってます。
実生のおもしろさに目覚めました。

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