ハオルシア在宅事情

編集作業の合間に、いつまでたっても下手(というか雑)で会報誌には載せられない栽培環境のお話など。あまり参考にはなりませんので反面教師にしてください。
置き場所不足と管理の都合で、3ヵ月ほど前からハオルシアを家の中に置いています。と言ってもLEDなど使った本格的な室内栽培ではありません。場所は2階南向きベランダに面した掃き出しの窓際です。うちのベランダには日よけ屋根がなく、8月の現在でも午前中いっぱいくらいまで3段式ラックの下段には直射が当たりそれなりに明るい状態です。先日まで高さのある硬葉系を下段に置いていましたが見事に焼け、加えて日差しの少ない上段のいくつかが徒長してしまったので場所を入れ替えました。

元の置き場所がメセン類に占領され管理がそっち寄り=水少な目になり、写真のようなカラカラ状態になってしまったので、建て直しのために置き場所を分けたのが今年の5月。環境の変化で逆に徒長してしまったものもありますが元気にはなってきました。「復活組」写真の手前真ん中は、6月の猛暑で初めて溶かしてしまった大粒オブツーサです。幸い成長点は無事でした。

このオブツーサ溶解事件以降、ずっとサーキュレーターを回し続けているせいか土の渇きが早く水遣りは10日に一度くらいのペースですが、6月例会で購入した「夢殿」があまり膨らまず枯れた下葉を取ったところ、コナカイガラムシを発見!室内で猫もいて薬剤は使いたくないので、応急処置として理事長に教えてもらった「アルコール除菌スプレー」を試してみました。

アルコール度は70以上ないと除菌効果はないそうで、食品にも使えて価格もお手頃(業務スーパーで800円前後)のこれをお勧めいただきました。調べたらサキュレント516号に掲載されていましたね。コナジラミ・ネジラミに効き、植物には影響はないとのことなので、葉のすき間に入るよう全体が湿るまで直接噴射しました。あくまでも「応急処置」で、大量・長期的に沸くようなら薬剤処置が必要のようですがどうなることやら。涼しくなったら植替えして確認してみます。

ハオルシアは普及が進み価格も落ち着いて、銘品がお手頃に入手できるようになり、とにかく丈夫です。これからなにか多肉植物を育ててみたい方にはお勧めです。

この記事を書いた人

JSS編集部みうら
日本多肉植物の会(JSS)編集部
会報誌「サキュレント」制作と、サイトの管理をしています
こっそり「たにpの中の人」

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